肌の状態は人によって違います。過ごしている環境も影響しますが、年齢によっても肌の状態は変化します。ただ、肌のお手入れの正しい方法を知らない、また間違ったお手入れを続けていて肌にダメージを与えてしまうこともあるのです。そこで知っておきたい肌のお手入れ方法や注意点を詳しくご紹介します。

知っていますか?肌のケアの基本

肌のケアは高級なケア用品を使ったほうがいい、プロに全部丸投げでいい、そう思っていませんか。実はどんなケア用品を使うにしても、お手入れの基本をきちんと知っておかないと意味がありません。肌のケアの基本は以下の3つです。

基本1.肌の汚れを落とす

肌の表面には汚れが付着していますので、まずは洗顔で洗い落とす必要があります。ここで注意したいのが、朝起きた時と夜外出から戻ってきた時とは、付着している汚れが違うということ。朝は皮脂などの汚れですが、夜は皮脂の汚れだけでなく空気に混じった外の汚れもあり、メイクと共にしっかり落とす必要があります。

基本2.肌の保湿をする

汚れを洗い落とした肌は、無防備な状態なので保湿をしなければなりません。また汚れが落ちた状態なので化粧水などが吸収しやすくなっています。何もしないと乾燥してしまいかえって肌が荒れてしまいますので、早めのケアが必要です。

基本3.肌を守る

肌の保湿をする化粧水は、水分が多いため蒸発しやすいのが欠点です。そのため、保湿の状態を守るためクリームや乳液などでふたをします。さらに紫外線防止やアンチエイジングも合わせて考えることが必要です。

基本のキ!正しい洗顔を知っていますか?

高品質・高価な洗顔料を使っても、正しい洗顔をしなければ肌にダメージを与えることになります。洗顔時に注意したいことを見ていきましょう。

冷水や熱いお湯は使わない

洗顔をするだけだと思い、簡単に済ませてしまいがちですが冷たい水は毛穴を閉じさせてしまいます。また逆にお湯は汚れが落ちるイメージがありますが、必要な皮脂まで落としてしまい肌にダメージを与えてしまいます。

洗いすぎない

ニキビができた時などはつい何度も洗顔をしてしまいがちです。特に皮脂が多いと気になってしまうため、一日に何回も顔を洗うという人もいます。ただ、洗顔のしすぎは肌に大きな負担をかけてしまうため、洗顔以外の方法で肌のケアをする必要があります。

タオルなどでこすらない

洗顔後にタオルでこするように拭いたり、洗顔時にボディタオルなどでこすることも肌に大きな負担をかけることになります。洗顔は肌に負担をかけないようにすることが必要です。

洗顔料はしっかり泡立てる

肌に負担をかけないためにも、洗顔は短時間でしっかり汚れを落とすことが必要です。そのためにも洗顔料はしっかり泡立てて泡で洗うことが必要となります。

ポイントメイクは先に落とす

アイメイクなどポイントメイクは通常の洗顔では落としにくいため、先に落としておくようにしましょう。面倒だからといってまとめて洗うと、汚れが落ちた部分を何度も洗うことになってしまいます。

正しい洗顔方法やスキンケアはプロに学ぶのがおすすめ

洗顔やスキンケアは自己流になりがちで、正しい方法を知る機会はなかなかありません。またエステに行くのもお金がかかるのでなかなかできません。